謎の体内センサー

疲れてぐっすり眠っていたはずの夜中、急に目が覚めることがあります。
何かに起こされたのでもなく、既に睡眠が十分に足りたのでもなく、でも朝が来たようにスッと自然に目覚めて、辺りの暗さを不思議に思い、時計を見て夜中だと知ります。
あんなに眠かったのに、なんでこんな時間に?と思っていると、家が小さく揺れ始めます。地震です。ウチは古いアパートなので、小さな揺れでも結構しっかり揺れます。揺れを感じたらテレビをつけて、地震速報を見ます。で、やっぱり地震だったんだなと確認したら、テレビを消してまた眠りにつきます。
そんなことがよくあるので、会社でその話をしたら、上司曰く、
「きっとまだ動物だった頃の本能が…」
「進化しきれてないってことですか?」
そういうものなんだろうかと、パソコンでいろいろ検索してみたところ、質問サイトで同じような症状のある人が結構見つかりました。さほど珍しいわけではないようです。
しかし、大勢いるわりには、理由がよくわかりません。
地震にはP波とS波という2種類の揺れがあることを学生時代に学びました。最初に小さく揺れた後、大きな揺れが来るのですが、最初の小さな揺れ=P波は最初から揺れとして感じます。何しろよく揺れるアパートですので。目が覚めて、しばらくしてからP波を感じ、その後大きなS波がきます。ということは、P波が来るより前に目が覚めていることになります。P波を感じ取って目が覚めているのではなさそうです。
じゃあ私は何に反応して起きているのでしょうか?
起きる本人にも皆目見当がつきません。
これが医学なり生物学なりで解明されて、この能力(?)がもっと鍛え上げられて、数日前に大地震の予兆とか感じ取れるようになれば良いのに。

ある日、やはり同じように夜中にふっと目覚めましたが、その時は揺れを感じることなく、なので当然テレビをチェックすることもなく、しばらくしてまた眠りました。数日後、そのことが気になり、その当時の日付の地震を調べてみました。すると、なんと発生日時がドンピシャの地震が記録されているではありませんか!
「震源地:沖縄県沖、沖縄で震度1」
私が眠っていたのは東京です。
こんな遠くの小さな地震で毎回起きてたら、そのうち毎日寝不足になる…
人間の持つ能力は、できることなら“有効に”活用したいものです。。。

嵐をよぶぜ!